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大阪情報サロン

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大阪が政令指定都市でなくなる日

【アホな地方】
◆私はもう何十年も前からそんな日が来るのを期待しています。すなわち、その日が『大阪都』誕生・・・となるのを夢見て。
必ずしも大阪府が「大阪都」とならなくとも良いのですが、大前提は大阪府と大阪市の合併・統合です。かつて昭和18年に東京市と東京府が合併して東京都となったように。「都」の名称以前に府・市の統合が前提ではあります。ですから、首都はいらんけれども地方自治の仕組としては同じ制度がほしい。大都市制度としては東京の地方自治制度が優れていると思っています。
地域狭域的には特別区が受け持ち、広域的な行政は区を包括する都が受け持つ仕組です。この場合の名称は都にしてもよいし、それ以外の名称になってもよいのですが、都市を意味する名称が望ましいような気はします。地方自治制度というか、大都市制度というのは、こうした大阪だけの問題よりも、現在は道州制の方に一般の関心が向いているようですが、私は道州制よりも先に「大阪新都」ありきだと思っています。

◆じつはこの問題は太田房江知事の時代に何度か発言されていました。「大阪都構想」とか「大阪新都構想」のような名称だったと記憶します。発言の根底にあったのは、大阪府の内部に「大阪府地方自治研究会」なる組織が置かれていて、この研究会による最終報告まで出されています。それによると、大阪府域を「府市統合による新都機構が受け持ち」、大阪市域は特別区のような複数の「新都シティーが受け持つ」としていました。もう一方の大阪市はこの府市統合問題に関心がなさそうです。過去には「自治区よりも行政区が望ましい」としていますし、最近では「特別市」を目指すらしいです。横浜市・名古屋市などと連合を組んで進めるのでしょうか。私は大阪市のいう「特別市」には賛成できません。おそらく今の市域の延長上の意味でしょうから。大阪府と合併したのが「大阪特別市」というなら大賛成なのですけどね。
振り返って、戦後昭和22年から東京の特別区制度がスタートしたのですが、当初は必ずしも23特別区の意味が一般に認知されていなかったようです。特別区は自治権限こそ年を経るごとに拡大したものの、未だ普通地方公共団体としての法的地位を獲得するに至っておらず、東京都の内部機関としての位置付けを脱しきれていないのです。特別区の制度が、地方自治法において、市町村と同じ普通地方公共団体ではなく、特別地方公共団体に規定されているのはそのためです。

◆東京23特別区は完全に独立した地方公共団体ではないのです。市町村と同格ではないですから、村よりも下位にあります。昔は政令指定都市の行政区との区別が付かなかった人が多かったようですが、近ごろは逆転してしまって、一般人やおばちゃんが市町村と同格と思うらしくて、困った現象が起きています。雑誌の市町村データランキングでは東京だけ区別になっていたり、都市の昼夜間人口比率も東京は千代田区で出してきたりするのも現れたり。私は噛み付いてやりましたけどね。こういう現象を見ると東京在住者は特別区がお気に召してしまったようです。地方にとっては東京の思うつぼにはまってしまった感じはありますね。

◆東京の都合よく流れるもののなかで、特別区が強調されるのとは反対に、政令市の行政区の位置が極めて弱いものになったのもその一つです。これは換言すれば「アホな地方」になるでしょうか。
私の若い頃は住所表記で、「大阪府大阪市」などと書くアホはいなかったのです。大阪市阿倍野区、大阪市天王寺区に対して、府下の場合は大阪府吹田市、大阪府枚方市と書いていました。公式書類であればあるほど、大阪市阿倍野区として、決して大阪府は書きませんでした。大阪市の頭に大阪府を入れるのは間違いと認識されていました。つまり大阪市と大阪府は並列していて、同格と意識されていたのです。
ところが現状はどうでしょう。戦後、政令指定都市となって大阪市の格はガクンと落ちました。
◆じつは大阪市が成立したのは明治22(1889)年4月1日でしたが、それ以前から北・東・南・西区の4区は存在していたのです。『明治12(1879)年 – 大阪の市街地を北区、西区、東区、南区に分割し郡区町村編制法施行。』とあります。これは現在の東京特別区と同じです。大阪市が存在しないのに、区が存在していた時期があったのです。これを住所表記で書くと、「大阪府北区」「大阪府東区」となります。
だからではありませんが、しょーもない政令指定都市となっても、私は郵便物の宛名や自分の住所は、「大阪・阿倍野区」「大阪・天王寺区」「大阪・吹田市」「大阪・八尾市」などと、府も市も書かずに「大阪」だけで通していた時期がかなりありました。在阪のラジオやテレビの放送でも10年位前まではこうした傾向が残っていましたが、「アホな地方」に屈したのか最近はさすがに姿を消したようです。それでも、政令指定都市が「しょーもある」と思って、ありがたがるのは地方の勝手ですが、大阪ではそんなことのないように願いたいです。
※次回は【アホな東京】を書きたいと思います。今回初めて写真なしになりました。
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by osaka-salon2 | 2009-04-30 13:14 | 都市論

大阪上空

◆ビルや展望台から大阪の街の最高の眺めは、おそらく梅田スカイビルの「空中庭園展望台」だと思います。
ここからの感動的な展望はやっぱり体験しないことには分かりません。
梅田の中心から少し外れたロケーションがより良好な眺めになっていると思います。
ここから見る「西梅田」のビル街は本当に感動的ですし、現在工事中の大阪駅も梅田阪急ビル周辺もここからだと手に取るように見えます。
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◆ところで大阪の街をヘリコプターから見るとどんな感じに見えるのか。
去年のお盆休み、毎日テレビで生中継していた映像がユーチューブにありますので、それをご覧いただくと大阪の街がよく分かります。題して「大阪上空」です。上の私の撮影した静止画も去年の8月撮影で動画と同じ頃です。今ではかなり変っているかもしれませんね。
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by osaka-salon2 | 2009-04-27 18:29 | 大阪の景観

サンタマリアから見る『大阪の巨大橋』

◆サンタマリアクルーズ体験ですが、ちょっとした非日常体験になるでしょうか。ユニバーサルスタジオも当然に非日常だから体験に行く価値があるのでしょうね。
このクルージングから見える風景は、南港コスモの「WTC」とか球体の「海の時空館」もですが、巨大橋も見逃せません。「天保山大橋」と「港大橋」の下をくぐるので真じかに見ることができます。私は橋梁マニアというか橋好きなのです。
優美さでは「天保山大橋」、迫力では「港大橋」でしょうか。実際にクルマで走ってみる方がより迫力を体感できるようです。とくに港大橋の迫力は体験しないと解らないと思います。港大橋は日本最大にして最長のトラス橋で、二段構造になっていて鋼材の迫力は半端ではありません。世界第三位だそうで、長さ980m支間長510mです。

▼写真2枚、「天保山大橋」です。
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▼写真2枚、「港大橋」です。
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◆私の目視観察によると、港大橋の鋼材の量は余裕で東京タワー5個位はできそうに思えたのですが、調べてみるとやはり私の勘は当っていました。いや、遠慮して控え目だったのです。東京タワーの鋼材は4,200トンに対して港大橋は35,000トンでした。実際には東京タワーの8倍以上でした。これは私にとって、世界第三位と言われると、「ガッカリ」となるのですが、私は断トツ世界一の規模と想像していたのです。「長さだけで比較されてもねぇ」というのが正直な気持ちです。知らずに渡って感動があまりに大きかったのです。これは明石海峡大橋でも瀬戸大橋でもなかった感動でした。私が大阪信者だからでしょうか。
ちなみに世界一はカナダのセントローレンス川の架かるケベック橋で全長が987mで、支間長は549mです。全長も港大橋に近似の数字です。港大橋は1974年の完成ですから、もう35年前に完成していたのです。
◆じつは、私はこの橋を実際に走ったのはかなり最近で10年ほど前でした。それ以前は阪高湾岸線はあまり走らなかったからかもしれません。あまり予備知識のないまま走って度肝を抜かれました。というか感動したのです。この感動は自分で車を運転して初めて得られるもので、バスで走ってもあまり感動はありませんでした。
仕事で走ったのですが、会社の重役と同行して得意先に行く所用でした。運転は私がしていました。
重役は兵庫県出身の神戸市在住の方でした。ルートは重役の指示通りに走りました。阪高大阪港線に入り、「そのまま湾岸線に入って、岸和田方面に行ったらええからな」の指示でした。
朝潮橋を過ぎて、右に左にカーブを切り、天保山JCTの経路を泉佐野方面に辿りました。するとやや展望が開けて右カーブのゆるい上り勾配にかかる間もなく、赤い鉄骨の巨大な橋に差し掛かったのです。港大橋です。正直、大阪に住みながらこの橋の知識はなかったのです。
実際には日本最大、世界でも最大級の橋で、阪神高速道路4車線が上下二段になった二層構造の巨大橋です。空中をゆくような高さ、4車線の都市高速2層が通る鋼鉄の骨組み、それは人類の偉大さを実感するような凄い橋でした。
私は、そのただならぬ迫力に感動し・・・「凄い橋ですね~」と、口からでました。
重役は「そやな、テレビでレインボーブリッジとか言うとるけど、こっちが上やな~」・・・そのひと言でした。

▼写真、世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」
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◆今回、港大橋を調べていて、突然「今なら斜張橋で飛ばすけど、当時はこの技術がなかったからトラス橋になった」うんぬんの言葉に出くわしました。私は??が点灯し、本当だろうかと思いました。斜張橋も吊り橋の一種らしいけど、斜張橋と違って吊り橋は両側に全重量を支える巨大なアンカレイジが必要で大規模になります。斜張橋の方が優美だし工事費も安くあがりそうで、できれば吊り橋より斜張橋にするのが良さそうです。しかしトラス橋とは全然違うわな。「今なら斜張橋で飛ばす」は疑問のままです。どなたかご教示くださるとありがたいです。
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by osaka-salon2 | 2009-04-23 16:27 | 大阪の景観

【桜花から若葉へ、新緑シーズン】大阪からのドライブ

その3:【紀伊半島沿岸周回道路】
前回も積み残しがありましたので、このシリーズは三回になりました。

◆紀伊半島沿岸に沿って周回する道路は国道42号線と、国幹道法路線名の近畿自動車道紀勢線(松原市-多気町)で、この営業路線名は「阪和自動車道」と「紀勢自動車道」が当てられる予定ですが区分は発表されていません。現在大阪方からは阪和道として「南紀田辺IC」まで供用されていますが、「海南湯浅道路」は2005年に高速自動車国道に編入し、中間の有田IC-御坊IC間は「湯浅御坊道路」で残っています。気になるのは阪和自動車道の路線名であり、それがどこまでになるのかです。あまり南進すると違和感があります。近畿自動車道紀勢線としては松原那智勝浦線の呼称もあります。阪和道の海南IC-有田IC間は現在4車線化が事業中となっています。
一方の伊勢方からは「伊勢道」の勢和多気JCT・ICから、「紀勢自動車道」として「大宮大台IC」まで13.4kmが開通しています。高規格幹線道路としては以上のような現況になっています。

高速道路については様々な法律で規定され、極めて難解になっています。「高速道路」「国土開発幹線自動車道」「高速自動車国道」「高規格幹線道路」「「自動車専用道路」「高速自動車国道を指定する政令」等の単語が並んで、その法的意味が違うので、詳しく知りたい場合はウィキペディア(日本の高速道路一覧)が詳しく解りやすいです。以前は法定路線名に対して営業路線名となっていたのは単に道路名になっているようです。

▼近畿自動車道の営業路線名は吹田-松原間に限定。東大阪JCT付近にて
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◆国道については和歌山県で最も重要かつメジャーな国道は海岸線を一周する国道42号線です。ですが、この国道がどこから始まってどこが終点なのか、知っている人は少ないはずです。
この国道42号は起点が浜松市で、終点は和歌山市となっています。和歌山県人は起点が浜松くらいは知っているはずです。この道路の路肩に「浜松から〇〇km」のキロポストが1km毎に建ててあったと思いますので。難解なのは尾鷲・紀伊長島から松阪市まで行って、ここからV字に伊勢市にバックします。この間は国道23号との重複区間で、伊勢から単独区間となって鳥羽に至り、鳥羽からは海上ルートで渥美半島の伊良湖岬に達して浜松に向うというルートになっています。
この海上ルートの伊勢湾口には、約25kmの橋をかける計画があるようです。これは何を意味するのか、太平洋国土軸なる計画も存在するようです。東海道・南海道を結び、紀伊半島を横断して四国を結ぶ壮大な計画です。これは東京から浜松・伊勢・和歌山・徳島を結ぶルートとなります。
たかが国道、あなどるなかれ、官僚が何を考え国土計画をしているのか垣間見る思いがします。私には二つのキーワードがあるように思えます。一つはすべての地方と東京を結び付けること。もう一つはそのラインによって大阪を飛ばし、大阪スルーを実効あるものにすること。
国道を詳しく知りたい場合はウィキペディア(一般国道)が重宝します。これを見ると国道を研究されている人もいるようで、その行間からは様々なことが読み取れます。

◆今は少しずつ減少しましたが、思えばJRの前の国鉄時代から在来線の特急・急行によって、全国すべての県庁所在都市には東京直通列車が設定されていました。九州は勿論、山陰の鳥取・米子・松江からも、奈良・和歌山からも東京行きの直通列車がありました。さすがに四国は四国連絡、宇野行き急行あるいは特急「瀬戸」でしたが、奈良・和歌山の場合は関西線経由、東京-湊町(現JR難波)間の急行「大和」でした。寝台専用急行でしたが、王寺で切り離して1両だけ和歌山市に向かう運転形態を取っていました。和歌山市-王寺間は和歌山線経由で、機関車が牽引する客車列車ですから、非常に無駄が多いです。新幹線ができても長い間走り続けたのです。大阪で乗り換える方がはるかに早いですが、すべての県と東京を直接結び付ける考え方が東京の根底にあるのです。「ここまで必死になることなのか」と、考えさせられることです。

▼カーブの多いJR紀勢線の特急「くろしお」は381系の振り子電車を採用
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◆ところで、和歌山県の近畿における位置付けですが、距離が遠くて大阪圏から外れるからか、存在感のはっきりしない地方といえます。大阪都心からの距離はじつに60km以上と、京都はもちろん滋賀県大津よりも遠いのです。ですから大阪との結び付きは滋賀県よりも疎遠な感じです。橋本市や和歌山市の住宅地の一部では大阪への通勤人口もあることはあるのですが、絶対量が少ないです。
私は両親が和歌山県の出身なので、和歌山県はわりによく知っているのですが、ほとんど山ばっかりで海岸線に小さな町が並んでいるくらいです。山の奥の中央には龍神がありますが、田舎といえば典型的な田舎です。正直、あまり好きになれない県でしょうか。他の府県のことに関心はなく、我が道を行くのマイペース・・・。
大阪からあまり離れているとはいえないのに、この田舎振りはどうしたことだろうか。近畿なのが不思議なくらいです。第一この近さなのに「大阪を意識しなさ過ぎる」「知らなさ過ぎる」「大阪を尊敬しなさ過ぎる」・・・もっと遠い四国や中国地方の方が大阪に関心もあれば尊敬していますよ。
まあ、考えてみれば、和歌山県は近畿のおまけと言われたりするのが本当なのかもしれない。
他の近畿と最も違うのは「言語が違う」、つまり方言が著しく違うのです。これは奈良・京都・兵庫県と比べると歴然とした事実です。私は方言については詳しくないのですが、他の近畿と違ったルーツを持った地方なのだろうか。「日本人はどこから来たか」のようなテーマだと、南方の島から海を渡ってきたような、他と違う歴史を持つのではないだろうか。言語では伊勢・東海方面との共通性もあるような気がしています。これも海を渡って東海とつながっているのだろうか。よくわからんのが和歌山県ですね。
※ウィキペディアへのリンクができませんでしたので、リンクは解除しました。
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by osaka-salon2 | 2009-04-21 12:35 | 大阪の道路

【桜花から若葉へ、新緑シーズン】大阪からのドライブ

その2:【紀伊半島横断道路】
◆大阪から紀伊半島を横断し、伊勢・松阪・津・名古屋方面を結ぶ国道です。最も著名な道路は国道25号線で、大阪・梅田と四日市を結ぶ国道です。途中の名阪国道を含むほぼ全線が直轄国道となっています。
西名阪と東名阪を結ぶ亀山から天理までは、特別に「名阪国道」と呼ばれる道路で、ウィキペディアの記述は次の通りになっています。
『名阪国道(めいはんこくどう)は、一般国道25号の三重県亀山市 - 奈良県天理市間のバイパス道路である。東名阪自動車道と西名阪自動車道とを結ぶ高速道路(自動車専用道路)であり、名神高速道路・新名神高速道路と並んで中京と近畿とを結ぶ幹線道路となっている。全長約73km。』
自動車専用道路(高速道路)の見解をとっているように、法定的な道路規格及び交通規制では高速道路とするのが正しいようですが、最高速度が全線60km/hに制限されていながら、90~100km/h程度の速度で流れており、随所に「高速道路ではありません!」の紛らわしい標識がある不思議な道路です。

▼西名阪の天理ICを過ぎ、名阪国道に入ると「一般国道です」の標識に「ギョッ!」とします。2枚目はΩカーブ付近・・・
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天理東IC-福住IC間にΩカーブと呼ばれる半径150mの急カーブが存在するので危険度は高いようですが、これも一般国道の規格からすればゆるいカーブで、100km/hで通過する車が多いので危険という意味になります。

▼名阪国道の中ほどにある道の駅「針テラス」。規模の大きな道の駅で、高速道路のSAより大きいとの噂も。昔は何もないICだったので、わりに新しい施設・・・「針」はどこに行くにも中継点だったよな。「テラス」の名前は大阪で流行、「キャナル・テラス」とか「リバーサイド・テラス」や「NHKニューステラス」など。
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◆名阪国道の法定路線名は国幹道の近畿自動車道名古屋大阪線の一部を形成するものであり、最も初期に制定された国土開発幹線自動車道に属するため、国土開発の最も普遍的な高速道路で、現在の分類では「高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路」の位置付けです。そのため道路構造令第1種第4級という扱いとし、自動車専用道路であるので案内標識は高速道路と同じで緑色のものとなっています。

◆ちなみに国土開発幹線自動車道法での法定路線名は、実際の営業路線名とは異なった路線名になっています。政府の考え方がよく出た名称になっていますので、これが重要なのですが意外に知られていません。一部を紹介しますと、「名神高速」の法定路線名はじつは「中央自動車道東京西宮線」となっています。これでは一般の人には意味が理解できないと思います。つまり小牧IC-西宮IC間の「名神」は単独ではなく、「中央道」の東京-甲府-小牧JCT間と「東名」の小牧JCT-小牧ICを合わせたのが法定路線名としての中央自動車道東京西宮線で、「名神高速」はその一部なのです。私にはこの気持ちがよく分かります。東名高速(第一東海自動車道)=第一級の高速道の位置付け、これは名古屋まで。大阪につながる名神は二級線の中央道の延長でおまけの高速道にしておこう。
一方の「東名高速」の法定路線名は分かりやすいです。起点終点が営業路線名と一致していて、名前が違うだけです。「東名高速」の法定路線名は「第一東海自動車道」となっています。「第二東名」が「第二東海自動車道」です。
なお、近畿の人にはあまり知られていないかもしれませんが、関東には「東京外環道(とうきょうがいかんどう)」なる高速道路もあるのですが、これは営業路線名であって法定的には「東北縦貫自動車道」や「東関東自動車道」の一部のようです。
さらに「新名神高速」の法定路線名は「近畿自動車道名古屋神戸線」であり、同様に「西名阪道」の国幹道法の法定路線名は「名阪国道」と同じ「近畿自動車道名古屋大阪線」です。これは近畿自動車道天理吹田線」という名称もあります。
名阪国道は高速道路であるけども、無料のフリーウエイであること。スピードの出し過ぎを呼びかける意味で「高速道路ではありません」の看板をあえて掲示してあるので、これは必ずしも法的な意味ではないと、善意に解釈しておきましょう。

今回も長くなってしもたな~。興味のない人は面白くないと思いますよ。一般国道だけを書くつもりだったけど、国道25号が長過ぎたようです。

◆もう一つは国道163号で、これも梅田から三重県津市に至る国道となっています。あと重要な国道には国道165号・国道166号があります。国道165号の方は起点大阪・梅田、終点が三重県津で経由地は違うけども起終点は163号とまったく同じです。これらの国道の起点は大阪側で、終点は三重県側となっています。東京に近い方から起点にしている訳でもなかったようです。この二つの国道は奈良県内でも主要な国道になっていて、奈良県の国道のイメージすらあります。
実際にクルマを走らせると、国道165号の大阪側は香芝市穴虫から峠を越えると柏原市国分で突然切れてしまうので、国分起点のように見えるのですが、さにあらず、ここから国道25号に合流して延々と大阪・梅田までが重複区間となっています。
つまり御堂筋は国道25号であり、国道165号線でもあるのです。三重県の松阪-伊勢間の国道23号線では国道42号の標識も掲示されて、二つの国道の重複区間であることが分かります。こちらの国道25号には平野・八尾・柏原等の途中には国道165号の標識はありません。
あと一つは国道166号線です。起点は羽曳野市白鳥、竹之内峠越えの国道で終点は三重県松阪となっています。比較的距離の長い国道はこんな感じです。大阪と奈良県を結ぶ道路は意外に多いといえます。あとは国道308号は暗峠越えで奈良市まで。これは第二阪奈有料道路は308号バイパスであり、古い阪奈道路は地方道で国道ではありません。
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by osaka-salon2 | 2009-04-20 16:32 | 大阪の道路

【桜花から若葉へ、新緑シーズン】大阪からの日帰りドライブ

その1:【紀伊半島縦走ルートを行く】
◆紀伊半島縦走ルートの一つが国道309号線です。大阪-熊野市間の国道です。日本最大の半島ともいえる紀伊半島は、和歌山県・奈良県・三重県をすっぽり含む広大な山岳地域になります。高速自動車国道は海岸に沿って、大阪側からは阪和自動車道、名古屋側から伊勢自動車が徐々に整備されつつあります。でも、大阪から本州最南端の串本から東側の新宮、熊野、尾鷲といった地域には直線的に行く方がはるかに距離が短くなります。そこに半島縦走ルートの必要があり、ドライブの面白さもあるようです。
関連地図を入れておきます。
◆険しい山岳道路ですが、4本の主要な南北縦走ルートがあります。いずれも一般国道です。西側から上げると、まず国道371号線で、これは大阪からの高野街道です。河内長野起点で高野山、高野龍神スカイライン経由で串本に至る国道です。途中、護摩壇山を通り、最も標高の高いところを走る国道になります。以前有料道路だった高野龍神スカイラインは2003年から371号に編入のうえ無料開放されています。
次は国道168号線でこれは枚方-新宮間の国道で、五新線と呼ばれる五條-新宮間ルートで十津川村経由の山岳道路ですが、途中に谷瀬の吊り橋があることで有名です。

▼写真2枚、国道371号線(旧高野龍神スカイライン)
2枚目は168号線の途中の「谷瀬の吊り橋」
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その次が、今回の309号線です。これは大阪側起点が平野区平野馬場(25号交点)で、松原・富田林・河南町・千早赤阪村・御所・下市・黒滝村・天川村などを経由し、天ヶ瀬から国道169号との重複区間を走り、熊野市に至ります。途中行き違い困難な狭路もあって、縦走するには注意が必要です。
もう一つは、最も東側を走るルートの国道169号線です。この国道が大阪-新宮・熊野方面には一般的なルートでしょうか。紀ノ川の上流の吉野川に沿うコースで、途中、吉野・大迫ダム・大台ケ原方面などを経由します。奈良市-新宮間の国道です。大阪からは大淀まで国道309号を走り、大淀町から先は169号にチェンジします。正式にはこの国道だけが奈良市起点となっています。私は大阪側起点のように書いていますが、正確には他の二つのルートは大阪側が終点で、起点は熊野市や新宮市となっています。これもおかしな話ですが・・・。
奈良の場合は終点にせずに起点にする政府の本音はミエミエですけどね。大阪の価値を落したいのです。よく注意すると、終点側の大阪も完全な終点にしていないですね。国道42号線は和歌山市終点で、和歌山から大阪までは国道26号線です。国道371号線の場合は河内長野起点ですが、それから大阪寄りは国道310号か大阪外環状線の国道170号線につながるのです。国道168号線の場合は五條から金剛生駒山麓の外側を回って、香芝・王寺・生駒から枚方が終点です。168号線の事実上の連続道路は五條からは310号線ということになります。もう一つの国道169号線は起点が逆になって、奈良市が起点の新宮市終点です。絶対に大阪を起点終点にしていないところがミソです。この手法は大阪側の国道は短く切って、途中から別の国道にして大阪の影響を広域にならないように抑制しているのです。
◆そんな細かいこと「どうでもええやん」と思う向きもあると思いますが、これは案内標識などにも非常に大きな影響があって無視できないです。少し大阪から離れると「大阪〇〇km」とか「大阪↓」のような道路標識が異常に少なくなります。大阪の露出や影響を減じる効果は絶大なのです。あまり煎じ詰めたことを書いても、分かる人は少ないかもしれませんがあえて書きました。
このようなことは地方自治体の担当者は国の言われるままで、官僚のやりたい放題です。地元の役人は深く考えていないこともありますが、国に盾はつけないし、実際こうした交通政策は府県にまたがるので管轄外のことは国を信用するしかないのが実情です。あまりドライブと関係ない話になりました。

目的地に急ぐ場合は高速道路利用が普通ですが、ドライブを楽しむレジャーならこうしたルートが楽しい、面白いといえるのではないかと思います。
とりあえず、ルート上の二ヶ所の「道の駅」に立ち寄りました。富田林から少し行くと河南町の「かなん」です。大淀から吉野川を渡り、天川村方面に向うと、途中に道の駅「吉野路黒滝」があります。
▼写真2枚、道の駅「かなん」です
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▼道の駅「吉野路黒滝」
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▼国道309号線の大阪側終点まで、あと1000m地点の南港通り交点の標識です。この交差点標識には309号表示はありますが、狭いこの道路そのものに国道標識は掲示されていません。
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今回も長くなってしまいそうです。書きたいことは山ほどありますので、2回に分けることにします。

おまけはYouTubeの動画で、新緑に因んだ「若葉」という歌にします。音量のボリュームを調節してお聴きください。
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by osaka-salon2 | 2009-04-19 11:48 | 大阪の道路

『都市とは何か?』 Part 2

【大阪は商業都市?の誤解】
◆いろいろの指標の中で、規模の差が都会か田舎かの面もありますが、そこには業種による違いは当然にあります。第一次産品の農業生産高が多いことが誰も都会とは思わないのですが、それを取扱う商社は都市的性格の業種でしょう。同様に工業出荷額が多いことは都市的とはいえないと思っています。

百貨店やスーパーマーケットなどの小売販売額はほぼ人口に比例し、人口規模を反映した数字になるはずですが、これとても、大都市ほど商圏が広いということになります。次にくるのは卸売販売額ですが、昔の大阪はこれが大きかったのです。大阪が商業都市と言われたのは商店が多いからではありません。むしろ他の都市より店も販売額も少なかったのです。
大阪が商業都市というのであれば、正しくは卸売りの都市という意味に解釈すべきです。消費者を相手にしない卸売りは商圏が全国・世界に広がるので無限の可能性があり、ある意味で政府が年貢を取るような搾取の性格がありました。大阪で淀屋などの豪商が発達したのはこのためです。なにせ明治維新政府が天皇の江戸行幸費用10万両を、政府に金がなかったので大阪の豪商に半分負担させたくらいです。

◆それでも、大阪の卸売販売額は次第にシェアを落しました。圧倒的に販売額の大きな総合商社の東京移転が大きいと思います。「伊藤忠」「丸紅」などの総合商社の業種は各種商品卸売業で「卸売り」の分類です。凋落の要因はそれもありますが、世の中の変化が大きいでしょう。メーカー販社などのチャンネルの再編やグローバリゼーション、製品の高度化などにより機能の集約が進んだはずです。小売商業の発達した都市はむしろ東京だったのです。その後、卸売販売額を伸ばした都市は、札幌・仙台・広島・福岡といった地方中核都市だと思います。これがまさに日本の全体構造です。
細長い楕円形の国土の中央に東京・大阪を置き、北と南の遠隔地に大型の札幌・福岡、その中間に中型の仙台と広島があります。うまく配置されている思います。これは国土の二眼レフ構造ですが、大阪からは二眼レフ論があっても、東京はこれが面白くなかったのです。

▼写真は少し古いですが、北浜堺筋にある「大阪証券取引所」
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◆政府は都会的なものは何でも東京に集めたいと思ったようですが、とくに大阪にある繊維などの業界の全国団体を強引に東京に移転させました。一方、大阪証券取引所は株式先物取引で東証より先行して「株先50」で先鞭を付けたのち、本格的な「225種先物」の取引を開始しました。同時にこのとき東証も「TOPIX先物」で先物市場に参入しましたが、大証の225種先物が機関投資家に人気を博し、東証を圧倒しました。
その後、またたく間に大阪証券取引所の先物取引が世界一となり、これには東京の関係者は大阪に対する嫉妬に荒れ狂ったようでした。バブル全盛の1990年頃だったと思います。その後バブル崩壊の株価下落の続くなか東京からは先物悪玉論まで飛び出す始末で、東京方面からの要求からか、政府は取引税率を引上げる措置を採って、大阪は世界一の座から引きずり降ろされたのでした。
それでも大阪証券取引所の225種先物やオプション取引は現在も東京を圧倒しています。
正直、証券市場や金融機能の面では戦後の一極集中政策で東京との格差が開いてしまいました。コンピューターや通信の発達は日本に二つの拠点を不要としました。その中で大阪証券取引所が現在の地位を保っているのは奇跡的です。

※また少し補足します。先日「仏総領事館、京都に移転、大阪からまた一つ流出」を取上げましたが、私は「大阪は痛くも痒くもない」と書いたのですが、これはほとんどの国の領事館は大阪にあるからの意味で、外国公館の所在はけっこう重要です。
京都に移転しても、名前が「在大阪」のままだったら、それこそ私の願望そのもの。それを考えると大阪にあっても、「在大阪・神戸」という国もあるのは神戸は望外のしあわせでしょうね。
もう20年以上前ですが、神戸在住の人と話をしていたら、「神戸の領事館が大阪に流出が続いているのが残念」と言っておられたのが印象に残っています。そのとき私は「自分の街、神戸に自信がないねんな」と感じました。隣りの芝生は汚く見える私がおかしいのでしょうか。
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by osaka-salon2 | 2009-04-17 12:20 | 都市論

『都市とは何か?』 Part 1

【一極集中下の大阪】
◆うちのサイトは都市を考える専門サイトですが、あまり専門的になると面白くないのでひかえておりますが、やはり基本は押えておくべきでしょうか。
その前に、前回書き忘れた大学がありましたので補足しておきます。芦屋との境界に近い兵庫県西宮市夙川に大手前大学があります。当然大阪大手前の地名が由来で、戦後大手前女子短大でスタートした大学です。これも大阪を名乗る大学の許容範囲でしょうか。

◆この前、マスコミが関西と言うのに腹を立てて、つい近畿・近畿と並べてしまいましたが、正直いいますと、大阪は近畿の中心とは思っていません。ついそう思いがちですが、大阪は西日本全体の中心というか、西日本の中枢の位置付けが適正な評価だろうと思います。東京はそれを打ち消すのに必死になっていますが、その根拠はやはり業務中枢の規模が最も重要です。オフィス活動の規模こそが大都会の指標になると考えています。これは都市論では中心業務地区:CBD(central business district)と呼ばれ、行政や企業の事務所などが集中する地区といえます。中枢管理機能とも呼ばれるように、製造業における生産現場や物流よりも当然上位の機能になります。
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◆それぞれの都市において、その都市のCBDの及ぼす影響圏や規模は重要です。国の出先機関や公的企業の本社も重要です。大阪ガスや関西電力、あるいは私鉄なども行政と連携して都市を下支えしています。大阪ほどの大都市にはそれ以外にもマスコミの集中や見本市・イベント会場、ショールームなど直接製品を販売しないスペースを置いたりしています。
公的広域企業ではNTT西日本の本社なども大阪にあり、中部から九州・沖縄までも管轄しています。JR西日本やNEXCO西日本も本社は大阪であり、これに準じた広域になっています。その他に重要なのは金融・保険といった業種の本社立地で、極めて都市的な業種になると思います。資金を集めて貸しビルを所有したり、機関投資家として株式市場などで資金運用しています。大阪には日本生命や住友生命・大同生命などの本社があり、損害保険会社も数社あったと思います。そのようなことから、大阪は近畿というブロックの中心でなく、広く西日本の中枢と捉えるべきと考えます。ですが、こうした企業立地も一極集中政策下で東京・大阪の格差が届かないところまで開いたのも事実です。オフィスビルの圧倒的な差がそれを物語っているようです。

※このシリーズは何回になるか分かりませんが少し続けます。
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by osaka-salon2 | 2009-04-16 22:27 | 都市論

大阪周遊パスで乗るサンタマリア

◆地下鉄・私鉄の一日乗り放題キップが「大阪周遊パス」ですが、そのお得感はおまけの25施設無料クーポンにありそうです。そんなこんなで今回は通天閣とサンタマリア乗船体験にして「大阪周遊パス」を利用したのでした。朝早くに出かけてもっと、あっちこっち見て歩いたらさらにお得感倍増です。25施設無料なのは2009年版から増えたのかもしれません。
サンタマリアはコロンブスの新大陸発見に使われた船の名前で、実際のコロンブスの二倍の大きさにしてあるそうです。以前に書いたスーパーマリオ気分は間違いで、「コロンブス気分を味わえる」が正しいのです。でも個人の自由ですから、スーパーマリオがピーチ姫を助けに行く最後の海賊船と想像するのも楽しいですからね。
サンタマリアのクルーズコースは案内地図をご覧ください。デイクルーズは45分でコースは少し短いです。カップルなら長くて暗いナイトクルーズが良さそうですね。
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でも、今回は一人で乗ったのですよ。なぜって大阪ベイを海側から見てみたかったから。出航すると都心方向に安治川を遡ります。天保山大橋をくぐってユニバーサルスタジオのホテル群がある少し上流でUターンして引き返します。やっぱ、海から見るとどこも新鮮だわ。私はユニバーサルスタジオはまだ一回しか行ったことがないのです。しかも関係者に配られたキップでオープン前でした。それでも満員だったのですよ。東京ディズニーの方は一回も行かずじまいで、死ぬまで行くこともないでしょう。
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◆周辺のリゾートホテルのネーミングは注意しておく必要はありますね。東京ディズニーリゾートの方のホテルはほとんどすべて「東京ベイ」だとか、名前に「東京」を入れてあります。これは基本的に千葉県にあるホテルだからです。東京を讃美したり価値を高める心理というのは、東京でない千葉だと余計に意地になって東京の地名を入れたがるものです。その証拠に東京都心のホテルの名前に東京と付いてる名称は少ないはずですし、東京航空管制局が埼玉県であったりするのはそのためです。東京でないのに東京と付く大学はもっと多いと思いますよ。茨城県にできる新しい空港も注目です。成田が新東京国際空港であったように、政府が率先してやってきたんですね。
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◆いつも言ってることですが、名前は実態以上に大事なものです。イメージ印象効果のすべてはこれが左右します。これは東京にプラスのことは地方にとってマイナスですから、そこの見極めが大事になります。茨木県の空港のように、中途半端な場所にある場合は判断が難しい場合もあります。とんでもない場所なのに東京と名前を付けたときにどのような効果になるかです。大阪がこう言うことに疎いのが非常に気になります。これは大阪は東京を真似る必要があります。
ですから、近鉄難波駅が「大阪難波」では具合が悪いのです。反対に甲子園は兵庫県だから「大阪甲子園駅」にするのなら大賛成です。『基本は分かっていることは言わなくて良い。紛らわしい場合は言っても良い。』と言うことになります。

そんなの「東京だからできるので、大阪では違和感があって無理」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。すぐに慣れると思います。人間はそんなもんだし、とくに大阪人は切換えが早い。慣れるのが早いと思います。
昔の話ですけど、自動車のナンバープレートには地名が入ってますけどね。昭和39年まで東京だけ地名が入ってなかったのです。それまで大阪は「大」、兵庫県は「兵」・・・のように府県に一つのナンバーで一文字の地名になっていました。東京だけノッペラボーで「5」とか「3」の数字だけだったのです。これが究極の傲慢だったわけです。「分かっていることは書かないの基本」ですね。近鉄の思想と究極の反対ですから、近鉄はプライドがないと言われても仕方ないと思います。官僚はこんなことばっかり考えていますので、我々よりもはるかに研究されています。基本は東京の讃美についてだし、国民を東京讃美に洗脳する方法ですけどね。
ちょっと長くなったしテーマと外れた内容になってしもたけど、こういうことは一気に書かないと書けないものですので、もう少しお付き合い下さい。

◆大阪にはこういうのが一つもないのかと言えば、あることはあるのです。兵庫県伊丹市なのに「大阪国際空港」というのも一つですが、伊丹空港の敷地の半分は豊中市にかかっていますし、「伊丹市じゃほとんど大阪みたいなもんじゃん」とか、国文研の人は昔の大阪にはご威光があったけど、今はなくなったと本に書いていましたね。その証拠が関西空港の名前だって。「大阪の価値が下がっておもろいわ」って感じでした。
その他には大学ですと、立命館大学が入学式や卒業式を大阪ドームでやってるのは面白いです。理由は京都に収容するだけの会場がないためだそうですけど、この大学はキャンパスを滋賀県に移転したり、地域にこだわらないコスモポリタイズムの感じです。そういえばこの話題マスコミでは取上げてなかったような気がします。キャンパスを滋賀県に移転なんて凄いニュースなのに不思議です。京都を見捨てて流出してるのに、京都は初めから没落しているからかな。数日前に「仏総領事館、京都に移転へ 大阪からまた一つ流出」と取上げてました。京都に総領事館がくるのは初めてらしいです。近畿の総領事館はほとんど大阪にあります。こんなの大阪は痛くも痒くもないですよね。そうそう、芦屋にある領事館で在大阪になってる国もありましたよ。これが望ましいのですが、名誉領事館でしたけど。

◆で、大学に戻りますが、大阪府外の他府県にあって、大阪を名乗る大学です。私の望むカタチですが、正直、少ないです。がっかりしますが、大阪芸術大学短期大学部・伊丹キャンパスですね。ここは兵庫県宝塚市に近い荒牧にあります。以前は浪速短大と言ってました。もう一つは大阪樟蔭女子短期大学の関谷キャンパスです。奈良県香芝市だったと思います。四年制のブランド大学でないのが残念ですが、これでもないよりはいいのです。そこにキャンパスを造った関係者が偉いです。関東と違って大阪でこの行為は勇気がいるのですよね。神戸市内の本丸ならもっと良かったですね。『大阪よ勇気とプライドを持とう』ということです。

※以上で今回の話はおしまいです。本文中に書いた文章ですが、都心を大阪の場合「都心」と書き、東京の場合は「東京都心」と東京を入れて書きました。ユニバーサルスタジオジャパンを「ユニバーサルスタジオ」と書き、ジャパンを省略しました。しょーもない言い方のUSJなどとは書いていません。もう一つは大阪は「大」、兵庫県は「兵」・・・と書き、大阪の府は省略し、兵庫は兵庫県と書きました。あえて意識的に書いた面もありますが、これが私の望む言い方になり、東京に対するアンチテーゼです。意識しなくても自然にこう書きたいと思っています。
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by osaka-salon2 | 2009-04-14 17:19 | 大阪よ永遠なれ

船場博労町からの眺望

◆船場博労町の御堂筋東側というか、心斎橋と本町の間にエプソンビルがあります。
ここからの眺めが素晴らしいと聞いていたのですが、実際素晴らしいです。21階建ての高層ビル。
フロアはセイコーエプソン系企業の大阪拠点が多くを占めていると思いますが、19階は在大阪連合王国総領事館があったり、最上階の21階は湯葉と豆腐の店「梅の花」さんですが、西梅田や天満OAPなどの大阪各地にも店舗があります。私が調べたところ、梅の花のこのビルの店舗はワンフロアを使った個室中心で200席以上の全国最大の店舗でした。
入口外の待合ロビーの広さとソファー数はシティーホテル顔負けの規模、ここまで贅沢なお店はないです。そらお値段が少し張るはずです。でもここに入って写真撮影するだけでも全然OKです。本町店にしてあるのは心斎橋OPAに心斎橋店があるからでしょう。OPA(オーパ)に店がなかったら心斎橋店の名称はここになるはずです。
九州が本社のこの会社に偏向思想はないと見ました。関東の会社にはけっこうあるのですよ。大阪の支社を関西支社の名前にしていたりします。

◆ところで、このビルは一般的に「エプソン大阪ビル」と呼ばれているようですが、どうも正式には「セイコー大阪ビル」のようですね。地図にそう書いてあるのと、清水建設のサイトの施工実績では、「設計・施工:清水建設」とあり「セイコー大阪ビル」と紹介されていました。

それと19階の在大阪総領事館ですが、「連合王国」の領事館となっていました。「連合王国」ってどこの国か判りますか~ってことですね。正解は「英国」ですね。イギリスは通称になりますから公式の名称には使えないのだと思います。正式な国名を知ったうえでイギリスと呼んでほしいのです。正確な英国の国名は「グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国」だったと思います。だから連合王国なんですね。何だかじゅげむのような国名ですが、これ豆知識。・・・
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▲写真3枚入れます。1枚目北北西、中之島・梅田方面です。ずいぶんビルが増えたようです。右寄りには梅田阪急ビルの偉容が見えています。中央大通り手前の左には巨大な「伊藤忠ビル」というか、このビルはツインになってるのですよね。H型の平面で北側は「大阪センタービル」かな。阪神高速道路㈱本社とかユニチカ本社などが入居していたと思います。
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▲2枚目は、北北東で、三越跡地の「ザ・キタハマ」が圧倒的な存在感です。手前にサンマリオンタワーや丸紅が見えています。大阪国際・りそな本部・シテイータワー大阪は重なっています。
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▲3枚目は、南側の展望です。御堂筋の西側に「H日航大阪」や「心斎橋OPA」があり、左遠方には南海難波の「スイスH」、右寄りにはOCATJR難波周辺のビル群、「マルイト難波ビル」も外観が完成しています。ほぼ北立面状に見えています。
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by osaka-salon2 | 2009-04-13 18:43 | 大阪の景観