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大阪情報サロン

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【大阪15km圏】神戸・西宮・宝塚山の手住宅地から Part 2

今回15km圏以上神戸寄りの話になります。
◆大阪に隣接する兵庫県は梅田から5kmで尼崎市になる異常さ。さらに神戸市までに西宮市・芦屋市があって、ようやく神戸市東灘区となる。神戸市の東端から三宮までおよそ10km、西の外れの垂水区まで延々25kmと長い。もっとも市域の広さは大阪市域と比較にならない位に広いので東西に長いだけでなくて、六甲の北側も神戸市である。神戸市北区は三田市や三木市に接していて、有馬温泉やJR福知山線の三田駅のひとつ手前の道場駅はれっきとした神戸市内である。
神戸の旧来の市街地のもっとも狭くなったところが中心市街地で、ここに三宮・元町があるのも皮肉だが、海岸も山もすぐといったロケーションだから、市街地は狭いのは仕方ない。この狭さが神戸の街づくりを成功に導いてきたと私は考えている。広い市街地をすべて綺麗に整備するのは難しいが、狭いとやりやすいといえないだろうか。
大阪がイメージ良く語られるのが少ない反面、神戸のイメージは良い。大阪を下げるのに周りは持ち上げるからか、メディアの誘導による面が多いが、じっさい三宮から元町にかけた海岸寄り、旧居留地といわれるあたりは素晴らしい。
絵になる景観は中突堤を中心にポートタワーや海洋博物館、メリケンパークオリエンタルホテルからハーバーランドにかけてである。なかなか格好いいです。しかしネーミングにやたらカタカナが多いのは横浜と通じる。以前はカタカナ得意だったのに年のせいか苦手になってしもた。横浜MMの「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」の名前が覚えられない。これ全部カタカナはやりすぎじゃないの。覚えにくいのが付加価値ってことかな。

◆ってことで、少し前に西宮の山手、甲陽園付近から大阪都心方面の写真撮ってきたのを載せておきます。
このあたり芦屋六麓荘から、西宮の苦楽園、夙川もつながっています。
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◆海側です。西宮浜から岸和田・泉佐野方面。りんくうゲートタワービルがうっすら見えます。
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※PCのトラブルで写真をなくしたり、Visutaになったり調子が狂いました。ブログの更新も影響があって久々になりました。申し訳ありません。
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by osaka-salon2 | 2009-07-31 12:24 | 都市論

【難波】マルイト難波ビル竣工

地上31階建ての高層ビルの「マルイト難波ビル」が竣工し、入居店舗の開店が始まった。「ジュンク堂書店難波店」、食品スーパー「ライフなんば店」は22日に開店、上層階の「ホテルモントレグラスミア大阪」が27日、1・2階の「ホームセンターダイキ」も8月1日オープン予定となっている。
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◆ジュンク堂難波店
書店チェーン大手のジュンク堂書店(神戸市中央区)の難波店が22日、大阪市浪速区のJR難波駅近くの高層ビル内にオープンした。売り場面積が約4600平方メートルと、同市北区堂島にある大阪本店(約4900平方メートル)とほぼ同等で、関西最大級の書店。 難波店はジュンク堂にとって大阪市内で5店目で、マルイト難波ビルの3階と地下1階に入居。3階は約3600平方メートルもある広い売り場を生かし、強みとする専門書から実用書、雑誌まで幅広く品ぞろえした。約千平方メートルの地下1階はすべてをコミック売り場に充てた。
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◆ライフなんば店
 食品スーパー大手のライフコーポレーションは23日、JR難波駅に隣接する複合商業ビル「マルイト難波ビル」地下に「ライフなんば店」をオープンした。同日、会見した岩崎高治社長兼COO(最高執行責任者)は、関西圏で下期に2店舗、来年度は6店舗を出店する方針を明らかにした。
 なんば店は同社で初の駅直結型複合店。高級感のある食材やビジネスマン向けの総菜などを強化、売り場面積1760平方メートルに、生鮮食料品や日用品のほか、ドラッグストアや焼きたてのパンを販売する専門店などをそろえている。
株式会社ライフコーポレーションは、大阪市東淀川区に本社を置く食品スーパーマーケットチェーンであり、関東地方、近畿地方に店舗を有する。東証、大証第1部に上場している。現在は、三菱商事の持分法適用会社。
ダイキ株式会社は、愛媛県松山市に本社を置くホームセンター業、住宅設備および環境設備製造・販売企業である。かつて東証一部に上場していた。

※難波OCAT地区に竣工した大型の超高層ビルですが、外観・入居店舗構成ともに、やや都会的洗練を欠く内容になっている。JR難波駅周辺の立地を非常に的確に読んだ構成ともいえる。商業地区として難波は第一級でも、JR難波は中心から外れる地区でもある。
しかし、将来的には阪神なんば線も開通しており、近鉄難波駅はかなり西寄りにあることから、地下鉄四つ橋線のなんば駅、JR難波駅と接続がよくなっている。
ジュンク堂書店の巨大店舗は大阪市内で5店目となっている。堂島・大阪本店、梅田ヒルトンプラザ店、天満橋店、千日前店(旧難波店)、そして新規の難波店。いくら巨大店舗でもうまくいくのだろうか。
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by osaka-salon2 | 2009-07-25 12:50 | 都市開発

【近鉄奈良線】生駒山中腹「石切」から見る大阪市街

皆様、「大阪情報サロン」久し振りの更新です。
メインのPCは電源が入らずクラッシュ。ちゃんと表示しないサブPCからテスト更新してみます。

大阪と奈良を結ぶ主要道路のひとつ阪奈道路を奈良から大阪に向かうと、生駒の峠を過ぎると道路は急な下りとカーブの連続になる。奈良側が緩やかな丘陵地帯であるのに対して、大阪側は山から一気に平野になって、山を駆け下る感じになる。
その阪奈道路から見る大阪都心は昔から魅力的な光景であった。大阪の超高層ビル建設の歴史を示すように、時代時代によって大阪市街の見え方も変化してきた。阪奈道路は国道ではないが、長く大阪・奈良間の最も重要な道路であった。昭和30年代初頭の開通当時、高速道路などという概念はなくて有料道路であったのだが、現在走ってみても名阪国道によく似た準高速道路のような印象の道路である。中央分離帯四車線の立派な道路で信号はほとんどなくて、他の道路との接続はインターチェンジからに限定されている。

しかし、この立派な道路も第二阪奈有料道路の開通によって阪奈間最重要の使命の座は明渡した。時代の成せる技で、第二阪奈は長いトンネルで生駒の山を直線で貫通している。しかも阪高東大阪線とダイレクトにつながる。大阪奈良の府県境を分ける、生駒信貴の山並みは山頂の標高が642mの峰である。昭和30年代はトンネルという選択肢はなかったとみえて、つづら折れのカーブで山を越えなくてはならなかった。大阪側の急な斜面に四車線の道路をつくるのは無理であったのか、大阪寄りの上下線は別ルートになっている。
大阪と奈良県を結ぶ道路は意外に多い。主要なのを北から順に上げると、国道163号、阪奈道路、第二阪奈、国道25号、国道165号、国道166号、南阪奈、国道309号といった感じになる。鉄道の場合は難波・上本町・天王寺から近鉄の奈良線・大阪線・南大阪線、JR大和路線などがあり、近鉄は奈良県内では京都線・橿原線が南北に走っている。奈良県では近鉄がJRを圧倒した存在である。とくに近鉄奈良線が通勤路線として重要である。

大阪奈良の境には生駒山地が立ちはだかっているにも関わらず、大阪と奈良の関係は密接である。距離にして神戸とほぼ同じ位の30kmであるが、実際には20km弱で生駒に達し、東生駒を過ぎると、すぐに奈良市域の富雄、学園前、あやめ池といった西奈良の住宅地に入る。奈良市民でありながら大阪を向いた住民は奈良府民とも言われる。奈良の旧市街は奈良公園のある東の奥になるが、丘陵の住宅地は大阪寄りに展開するので、距離にして20~25kmといったところである。この状況は阪神間の西宮や芦屋に似ている。西宮や芦屋もまた大阪を向いた住宅地であることに変わりはない。
大阪の業務機能に対して、ベッドタウンの性格は大阪への依存を意味する。奈良の市街を東西に貫通する道路は阪奈道路があり、その延長である大宮通りであるのだが、この道路沿いに奈良県庁や市役所など奈良の中枢がある。不思議なことに奈良の街は京都府との県境までわずかに3kmほどしかない。そこにはクラスター様に京阪奈学研都市が建設されている。近鉄京都線の高の原駅はぎりぎり奈良市なのだが、ほとんど県境といった感じである。平城相楽ニュータウンの中心として早くから開けたのだが、京都府域の精華町にはけいはんなの中核施設が集まりつつある。国費の無駄遣いで話題になった、私の仕事館や国立国会図書館関西館が開館している。京都府との県境が近いことは奈良に微妙な影を落としている。この地区の近鉄の新たな路線は大阪地下鉄中央線との相互乗入れで、けいはんな線が「学研奈良登美が丘」まで伸びているが、学研都市の発展が停滞しているので、先への延伸計画は不確定である。

さて、奈良県内で最も都会的な雰囲気を持つ通勤路線というと、圧倒的に近鉄奈良線になるのだが、この線の難波行きに乗ってみると、生駒駅を出るとすぐさまトンネルに突入する。まさに大和と河内を分ける国境のトンネルである。現在はけいはんな線の開通によって二本のトンネルが並行している。生駒駅は奈良線とけいはんな線の併設駅で、一旦生駒で合流しているわけである。

長い国境のトンネルを抜けると、生駒山の中腹とも思える大阪平野の全貌が見渡せる場所に飛び出すことになるのだが、すぐに石切駅がある。ここから山の中腹を3kmばかり、南に向きを変えて徐々に下ってゆくことになる。石切から額田駅、枚岡駅があって、山を下りきると再び大阪都心方向の真西に向きを変えて、瓢箪山となる。この区間の電車から見る大阪はまことに印象的である。乗りなれた人達さえ、車窓に展開する大阪の遠景に釘付けされてしまうほどである。
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おそらく奈良県在住の人達は東京メディア発信の大阪のイメージなど、微塵も信用していないであろう。自分の瞼に焼き付けるように、誰もが素晴らしい大阪の景色を食い入るように見つめる姿がそこに見られるのである。
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by osaka-salon2 | 2009-07-14 10:54 | 大阪の景観